世代を超えて彩る、
アートの架け橋
アートは、世代を超えた架け橋です。若手アーティストの作品はシニアの日常に新たな彩りと生きる喜びをもたらし、豊かな人生経験を持つシニアの視点は、若いアーティストの創作に深みと新たな価値を与えます。
この相互作用を生み出すことが、「Life Design Art(LDA)」の目指す姿です。
東急グループとチャーム・ケアの業務提携を機に、東急不動産、東急イーライフデザイン、チャーム・ケアの3社は「LDA」を発足しました。
チャーム・ケアがこれまで取り組んできた若手アーティスト支援事業の知見を活かし、全国募集のコンペティション共催をはじめ、シニア向け住宅内でアートを愉しむ時間の創出を通じて、シニアライフの充実と若手アーティストの育成を推進します。
Vision 理念
超高齢社会において、シニアが豊かさと生きがいを感じられる生活環境の整備は、社会全体で取り組むべき重要な課題です。同時に、若手のアーティストが作品を発表し、社会とつながる機会を広げることは、文化が次世代へと受け継がれていくために欠かせません。
LDAは、この双方の課題を「アート」という共通の軸で結びつけ、シニアの暮らしに文化を根づかせるとともに、若手アーティストが社会と新たなつながりを築き、創作活動を前進させる機会を広げることで、共催する東急不動産、東急イーライフデザイン、チャーム・ケアの社会的責任として、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。

グランクレール綱島 ラウンジ
Initiatives LDAの取り組み
01 Art Competition アートコンペティション
LDAは、若手アーティストを対象とした全国募集のコンペティションを開催します。テーマに沿った作品を広く募集し、入選・受賞作品は賞金をもって買い上げ・収蔵。東急イーライフデザインが運営するシニア向け住宅「グランクレール」シリーズ等に展示されます。あわせて特別展示会での一般公開を通じて、若手アーティストが社会と新たなつながりを築く機会を創出します。



02 Art Recreation アートレクリエーション
LDAは、「グランクレール」シリーズにお住まいのご入居者を対象に、若手アーティストが参加するアートレクリエーションを実施します。若手アーティストの新鮮な感性はご入居者の日常に新たな刺激をもたらし、一方で豊かな人生経験を持つご入居者との交流は、若手アーティストの創作活動に新たな視点と深みを与えます。アートを愉しむ時間を通じて、世代を超えた相互の刺激と豊かさが生まれる場を創出することが、LDA独自の取り組みです。



Comments コメント

青柳 正規(あおやぎ まさのり)
東京大学名誉教授、学校法人多摩美術大学理事長、他
地中海学会賞(1978年)、マルコ・ポーロ賞(1991年)、浜田青陵賞(1991年)、毎日出版文化賞(1993年)、紫綬褒章(2006年)、日本放送協会放送文化賞(2011年)、瑞宝重光章(2017年)などを受賞、文化功労者(2021年)。海外では、イタリア ポルト・エンペドクレ賞(1984年)、イタリア共和国功績正騎士勲章(2002年)、イタリア Sebetia Ter国際賞(2008年)、イタリア Torquato Tasso国際賞(2017年)、イタリア Amedeo Maiuri 国際考古学賞(2021年)を受賞。著書は、『皇帝たちの都ローマ』、『ローマ帝国』、『文化立国論』、「人類文明の黎明と暮れ方」他。
History LDAのこれまで
- 2026.3
- 第1回 Life Design Artコンペティション「居場所のエネルギー」
- 2025.8
- Life Design Art 発足
Comment
2020年に起こった新型コロナウイルス感染症のパンデミックをきっかけに、グローバル一辺倒ではなく、自分の住んでいる地元(ローカル)をもっと大切にしていこうという機運が世界的に生まれています。才能豊かで国際的にも多彩な経験をなさっている若手アーティストの皆さんは、敏感にそうした機運を感じていると思いますが、あえて強調するとしたら、今、もう一度「グローカル」(グローバル[地球規模]とローカル[地域的な]を組み合わせた造語)な観点で自分の居場所を見直すときだと思っています。
自分らしさを発揮できる居場所をいかに見つけるかが、自己を肯定することに最も近づくことだと思うので、その意味でも、今、自分が暮らしている足元をよく知ることが非常に重要です。そうした「居場所の意味」を、若手アーティストたちが気づかせてくれる機会になるとうれしいですね。
受賞したアート作品は、展覧会のほか、グランクレールの住宅内でも飾られる予定ですが、今回の「ライフデザインアート」プロジェクトでは、若手アーティストの提案を吸い上げる形で様々な活動が予定されていますから、できることなら美術だけではなく、食、香りなど多彩な分野を取り込みながら、トータルで居心地の良い空間へと広がっていくことを期待しています。
これまでの社会では、「幸せ」とされる絶対的な価値観にどう辿り着くかが課題とされてきましたが、今では「ウェルビーイング」が現代的な幸せなのだと捉えられるようになっています。ウェルビーイングとは、心身ともに満たされた良い状態のことを指しますから、絶対的な価値ではなく、良い関係をどううまくつなぐかという相対的な価値なのです。だからこそ、アーティストやデザイナーにはウェルビーイングを実現するようなアートを創り出していただきたいですね。