共有される時間

宮田 みな美

第1回コンペティション

チャーム・ケア・コーポレーション賞

共有される時間

宮田 みな美(Miyata Minami)

作品種別
平面
作品素材
油絵
制作年
2026年
サイズ
727 x 1167
コンセプト
この作品は、海に面した駅、茨城県日立駅においての、人の居方を主題としている。ガラス越しに広がる水平線と、静かに配置されたベンチ、そこに腰掛ける二人の人物。特別な出来事は起こらず、ただ眺める時間が流れている。作者はこれまで、日常の中に存在する静かな時間や、人と空間、モノとの距離感に関心を持ち、制作を行ってきた。本作においても、人物は物語を語る主体ではなく、設計された空間の一部として控えめに配置されている。空間は人に行動を強いるのではなく、ただそこに居ること、同じ方向を見ることを許容する。本作は、生活の中に自然に組み込まれた何もしない時間や、人と空間、外部風景との穏やかな関係性を可視化する試みである。

Artist Profile

作家プロフィール

宮田 みな美

宮田 みな美(Miyata Minami)

横浜国立大学大学院 教育学部 美術専攻 修了

(2026年1月時点)
【受賞歴】
2014年 上野の森美術館 日本の自然を描く展 入選
2016年 卒業制作 橋本祐一賞 受賞
2019年 日動画廊 昭和会賞 入選
2020年 日動画廊 昭和会展 パリ賞受賞
2021年 上野の森美術館大賞 入選
2024年 上野の森美術館大賞 入選
2025年 上野の森美術館大賞 入選