共有される時間
宮田 みな美
第1回コンペティション
チャーム・ケア・コーポレーション賞
共有される時間
宮田 みな美(Miyata Minami)
- 作品種別
- 平面
- 作品素材
- 油絵
- 制作年
- 2026年
- サイズ
- 727 x 1167
- コンセプト
- この作品は、海に面した駅、茨城県日立駅においての、人の居方を主題としている。ガラス越しに広がる水平線と、静かに配置されたベンチ、そこに腰掛ける二人の人物。特別な出来事は起こらず、ただ眺める時間が流れている。作者はこれまで、日常の中に存在する静かな時間や、人と空間、モノとの距離感に関心を持ち、制作を行ってきた。本作においても、人物は物語を語る主体ではなく、設計された空間の一部として控えめに配置されている。空間は人に行動を強いるのではなく、ただそこに居ること、同じ方向を見ることを許容する。本作は、生活の中に自然に組み込まれた何もしない時間や、人と空間、外部風景との穏やかな関係性を可視化する試みである。
